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小春

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盗難携帯のブラックリスト

2012年11月11日
カナダ無線通信協会は、スマートフォンの盗難を抑制するため、紛失や盗難で元の所有者の手元から離れてしまった携帯電話のブラックリストを作り、リスト上の携帯電話が再接続できないようにするとの考えを明かしました。また、これによりユーザーの個人情報の保護にもつながると述べています。このシステムでは、所有者が携帯電話を無くしてしまった際や盗まれた際に自分の使用している携帯電話会社に連絡することで、その携帯電話のシリアル番号が電子ブラックリストに追加されます。

スマートフォンはCAD600~700ドルの価値があるため、闇市場で高く売れるそうです。ですがこのシステムを使用すると、盗難品の携帯電話はカナダ国内のどの携帯会社でも契約・再接続ができなくなるため、スマートフォンを盗難すること自体が利益につながらなくなり、盗難する動機がなくなるわけです。また、ブラックマーケットにおける携帯電話の価値を下げるという目的もあります。

2013年9月ごろまでにはカナダ国内でこのシステムの運用を開始できるよう準備が進められているとともに、国際データベースにも貢献するそうです。


iPhoneを筆頭に、いろいろなスマートフォンが販売されていますが、長期契約なしでスマートフォンの本体だけを購入すると、非常に高額です。そのため多くの人が2年契約や3年契約などで初期本体費用を安くすることを選択しますが、盗まれたり無くしてしまったら、契約のキャンセル料をきっちりと払う必要があります。盗む方が悪いとは言え、どちらにしても携帯電話の持ち主が痛手を負うことになりますので、自分の持ち物にはしっかり注意を払いたいですね。
 

緊急事態には911

2012年9月28日
日本の緊急通報用電話番号は、警察が必要な場合は110、救急や消防の場合は119ですが、カナダでは警察・救急・消防すべて『911(Nine-One-One)』で繋がります。

『911』に電話すると、緊急応答機関(Public Safety Answering Point、略称PSAP)に繋がり、緊急通報専門の電話交換手が警察(law enforcement/police)か、救急(ambulance)消防(fire)かと訊ねますので、状況に合わせて何が必要かということをまず伝えます。それから場所や状況、通報者の名前と電話番号などを伝えれば良いようです。

この『911』という番号は、カナダだけでなく、アメリカやコスタリカ、パラグアイ、ウルグアイなど南アメリカの国々や、ヨルダン、リベリアなどの国でも緊急通報用電話番号として使用されています。また、カナダとアメリカでは改良型911システム(Enhanced 911)が導入されているため、固定電話から911に電話すると、緊急応答機関に電話がかかった時点で通報者の位置が表示されるようになっています。このシステムは、不法侵入者がいた場合や誘拐、家事など、通報者が電話口で通話することができない場合などに大変役に立ちます。

その代わり、いたずら電話なんてしてしまったら、電話主の場所がすぐにバレてしまい、悪質ないたずら電話だとみなされた場合は罰金もしくは禁固刑になります。いたずら電話の主に罰金や禁固刑などが課されるのは自業自得だとしても、緊急事態だと思った警察や救急がその場所に出動するという事態にもなりかねませんので、『911』への電話は絶対に緊急時のみにしてくださいね。
 
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