カナダ バンクーバー 生活

カナダ(バンクーバー)生活 > バンクーバーの街角 > 11月11日はリメンバランス・デー

■プロフィール

小春

各国の生活

■カテゴリー


詳しくはこちらで
名字
メールアドレス

11月11日はリメンバランス・デー

2012年11月 8日
300px-11-11_poppy_lapel_pin.jpg~Lest We Forget~

11月11日は、リメンバランス・デー(Remembrance Day)です。リメンバランス・デーとは、カナダをはじめとするイギリス連邦国家で見られる戦没者追悼記念日で、第一次世界大戦終了後に始まりました。1918年11月11日午前11時に停戦条約が署名され、第一次世界大戦の戦闘が終了したことから、毎年11月11日が追悼記念日となったそうです。カナダでは、第一次世界大戦のみではなく、第二次世界大戦や朝鮮戦争など、カナダ軍が参加したすべての戦争や治安維持行為などでカナダ国家に貢献した軍人を追悼する記念日です。

リメンバランス・デーが近くなると、街の至る所で赤いポピーのブローチを付けた人々を見かけます。このブローチは、赤い羽根募金みたいに募金することによって得ることができ、毎年CAD1650万ドル(約15億円)の募金が集まるそうです。このポピー募金で集まったお金は、資金援助が必要な退役軍人のための医療器具、在宅サービス、長期医療看護施設などに使用されます。ポピーは、上着の心臓に近い左胸や襟に着けるのが妥当とされています。

赤いポピーの花がリメンバランス・デーの象徴となったのは、カナダ軍に従事していたカナダのオンタリオ出身の軍医、ジョーン・マクレーが著した「フランデールの戦場で(In Flanders Fields)」という詩が元になっています。この詩は、第一次世界大戦でも最も悲惨な戦場の一つとなったフランデールの戦場に咲き乱れる赤いポピーの花の情景と、多くの兵隊が犠牲になる中、その日を生き延びた者へ戦闘の継続を促す詩で、死者目線で書かれています。ポピーの赤色が、戦争で流された多くの血を象徴するのにも相応しいと考えられています。

日本の終戦記念日もそうですが、こういう戦争を忘れないための記念日が近づくと、戦争や平和について深く考えてしまいます。今でもシリアでは激しい戦闘が続いていますし、日中関係の悪化も心配です。心から世界人類の平和を祈ります。



423px-In_Flanders_fields_and_other_poems,_handwritten.pngのサムネイル画像のサムネイル画像
In Flanders Field

In Flanders fields the poppies blow
Between the crosses, row on row,
That mark our place; and in the sky
The larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns below.

We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
loved and were loved, and now we lie
        In Flanders fields.

Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
        In Flanders fields.
 

トラックバックURL: http://www.tabi-net.net/mt5/mt-tb.cgi/141

« 前の記事「スピードの出しすぎに注意!」  |  次の記事「新しい20ドル札」 »