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ホームレス問題

2012年10月 8日
バンクーバーは冬でも雪が降る事が滅多になく、気温も他の都市に比べると1年を通して温暖なため、カナダの中でもホームレスの数が非常に多い街として知られています。アンガス・リード・パブリック・オピニオンが9月10日~12日にかけて行った世論調査では、4人に1人が現在または過去にホームレスだった人を知っていると答えています。また、メトロバンクーバー地域における深刻な問題として挙げられた中でも、ホームレスの問(53%)は、手頃な価格の住宅の不足(77%)、交通事情(60%)に次いで3番目に深刻であるとする調査結果が出ています。

ホームレスの問題に取り組むグレーたーバンクーバー地区の運営委員会が発表した世論調査では、アンケートに答えた1006人のうち71%が「全ての人々が住む場所(家)を得る事ができるコミュニティーを作る事は可能である」と答えましたが、自分達が住むコミュニティーに、ホームレスや身体・精神障害者、低所得家庭のための支援住宅を設ける事を容認すると答えたのは、その中の54%に留まるとの結果が明らかになりました

ホームレス=汚い、麻薬常習者、HIVやAIDSなどの病気持ち、犯罪者、などというすごくネガティブなイメージがどうしても付きまといます。そんな人達が住む場所を、自分の自宅近くに設けるとなると、治安が悪くなるんじゃないかとか心配になる気持ちはわかる気がします。でも逆に、寒空の下道路や軒下で段ボールや毛布にくるまって寝ている人たちを見ると、いたたまれない気持ちになります。ホームレスであることが生活状況の改善をさらに難しくし、悪循環をもたらしているとしたら、やっぱり支援住宅やコミュニティーのサポートは必要だと思います。今後は住民のホームレスに関する意識の改善やサポート体制などを整えるという課題が残されているとはいえ、すでに54%の人々が支援住宅に肯定的っていうのは良い兆候なんではないでしょうか?
 

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